スポット 2025.10.14

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安全運転を楽しむ

 世界有数の長寿大国日本。しかし加齢とともに身体機能の衰えは避けられない。高齢者の運転事故防止対策が社会問題になり、自動車学校が果たす役割も大きくなった。
 2002年から満70歳以上に高齢者講習が義務付けられた。昨年の受講者は全国で約387万人(県内約9万9000人)に上り、10年前の約1・5倍。75歳以上から必要な認知機能検査は約265万人(県内約6万9000人)と約1・6倍に増えた。
 広島中央自動車学校(西区観音新町)で指導員を務める大庭修子さんは、
「免許証取得のための教習に対し、高齢者講習は一日だけ。短時間での講習に全神経を集中しています。私の田舎の母は70代後半。現役で働いており移動手段に車は欠かせない。自然と親に接する気持ちになります。夜道はむろんのこと、慣れた道こそ危険を伴う。長年ハンドルを握る人生の先輩に敬意を表しながら、安全ポイントをしっかりと意識していただくよう強調しています」
 年間の普通免許取得者数はピークの1990年に約261万人だったが、昨年は約147万人に減った。川端伸夫社長は、
「50年以上も前に免許証を取得し車に乗り始めた団塊世代も、やがて免許証返納が増えてくる。自動運転レベル1〜3では免許証携帯が必須。一方で自らハンドルを握って運転したいと思う人は多い。いつまでも安全にドライブを楽しんでいただきたいが、安全こそ最優先」
 21年に大型2種の教習指定を受け、来年は普通2種の指定を予定。幅広い車種で需要に対応する構え。

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