飲めるが飲まない
2020年にアサヒビールが酒の飲み方の多様性を唱えた「スマートドリンキング」の全国認知率が25年度で50%を超えた。同社の全国アンケート調査で判明。
低アルコール、ノンアルコールの需要が高まり、大手メーカーはこぞって商品群を拡充。一方で日本酒は特性上、味わいを保ったまま度数を下げるのが難しいとされている。飲酒スタイルの変化が業界を揺さぶり今、将来へ知恵を絞る時を迎えているという。
県酒造組合などは1月8日、酒類業界新年名刺交換互礼会を開催。広島国税局の辻貴博局長のほか官公庁や県内外の酒造、酒販店など120人が参加した。全国卸売酒販組合中央会の島田憲郷中国支部長は、
「物価高騰、アルコールの健康被害、人口減少に加え、最近では飲めるが、あえて酒を飲まないというソバーキュリアスが広まるなど業界環境は厳しい。造り手は高い技術とプライドを持って良い酒を造っている。国内消費が落ち込む中、従来のような安売り競争ではなく、品質に合った適正価格での流通が求められている」
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