スポット 2026.01.13

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〝健口〟な年に

 加齢とともに飲み込む力が衰え、誤嚥性肺炎リスクが高まる。健康長寿は〝健口〟こそ原点。医療機器、医薬品製造販売のジェイ・エム・エス(中区)は気軽に舌の力を鍛える用具「ペコぱんだ」の3歳以上の子ども用を一昨年に発売。ECサイトでも購入でき徐々に利用が広がっているという。
 年寄りだからと柔らかい食べ物に偏り、仕方ないと諦めて嚥下困難になる前に対策を講じたい。一般向けに開発した舌圧トレーニング機器「ペコじーな」は、小さなバルーンを舌で押しつぶすと舌の力を3段階で表示し、見える化。トレーニングのモチベーションも引き出せるという。
「ペコじーなは専用アプリを利用して、げた飛ばしや魚釣りのゲームと連動し楽しみながらトレーニングを継続してもらえる。若いうちから習慣化して食べる力、話す力を養ってもらい、加齢に負けない健康な日常生活を支えたい」(経営戦略室)
 一方、2011年発売の医療機器「舌圧測定器」は対象とされる患者の舌圧検査の診療報酬算定に使われる。20年からは海外向けもスタート。舌圧測定器をはじめ摂食嚥下関連製品を韓国や欧州向けに展開し、今後はアジア地域や米国も視野に入れる。飲食中にむせ返る前に健口対策。幾つになっても食べる喜びは世界共通。

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