スポット 2025.12.08

スポットニュース

街まるごとポイント

 東証プライム上場企業の創業者である丹下大さんが兄の工さんと故郷の神石高原町で立ち上げたまちづくり会社マサーント(同町)は昨年12月導入した独自ポイント制度の対象施設を広げている。12月中には温泉施設も加わり11カ所で利用可能になる見込み。住民の利便性を高めつつ、移住促進にも結びつける構えだ。
 「神石高原ポイント」と名付け、各店のタブレット端末で客のスマホのQRコードを読み取り、ポイントを付与する。ガソリンスタンド、一棟貸しの高級ホテル、レジャー施設、東京・西麻布と福山駅前で営む焼肉店などをカバーし、利用額の1〜10%がたまって各店の値引きなどに充てられる。ポイント原資は付与した店が負担。11月上旬時点の利用者は4千人弱で累計94万ポイント以上を付与。担当者は、
「今後は町内の商店や観光施設ほか、電気・ガス・交通といったインフラ事業者にも参画を働きかけ、ポイント経済圏を構築したい」
 人口減少が課題となる同町だが、同社を通じた移住者はこれまでに14人に上る。将来は移住時の初期費用として多額のポイントを提供する施策も構想しているという。
 11月末にトレーラーハウスを活用したビジネスホテルも開業。地域に新たな循環を生む挑戦は、さらに加速していきそうだ。

この記事はいかがでしたか?
県内約2,500社の企業・決算・役員情報などを検索!

関連記事

おすすめ記事

最新ランキング(2026.5.9更新)

企業データベース