島根と広域観光へ
欧米豪を中心にインバウンドでにぎわうものの宿泊が伴わず、消費額が小さい通過型観光地と言われる広島の課題をどうやって解消するのか。
隣りの岡山、鳥取両県が行政エリアを越えた広域観光事業を推進。これに対し島根と組み、観光客の滞在日数を増やせないか画策していた広島商議所・都市機能強化委員会の山下泉委員長(ゼネラル興産会長)は、
「東京・新橋駅前に岡山と鳥取の合同アンテナショップがある。物産販売や観光案内を展開しており、一方で広島は銀座にアンテナショップTAUがあるものの単独。できるだけ速やかに島根と連携した観光事業のPRを進めたいと考えた。まずは広島市から比較的近い石見地域に絞り、両県や関係市も巻き込み、提案や理解も得ながら広域観光へつなげたい」
松江や出雲へは広島市内から車で3時間以上かかる。まずは2時間圏内の石見地域に狙いを定め、2023年から視察を重ねている。現地の自治体らと意見交換するうち双方で抱えている課題が連携事業で解決できる可能性も見えてきた。
10月22日は石見銀山を視察。マイクロバスで特別に手前まで乗り付けて坑道「大久保間歩」も見学。山下さんが同間歩に入った最高齢者と話題になったらしい。御年89歳。いよいよ元気だ。
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