どこでも着物美人
日本の礼節や文化をまとう着物が外国人に人気という。和服仕立てや和裁士養成などを手掛ける勝矢和裁(西区観音本町)は、2月に発売した新ブランド「どこでも着物美人」の引き合いが増え、8月にブランドと同名の販売会社を設立した。
初心者一人でもわずか5分で美しい着物姿を実現できる、次世代型発想を取り入れた。販売会社の社長を兼務する勝矢和裁の東志摩副社長は、
「日本の伝統を現代社会に浸透させる〝着物制服プロジェクト〟と名付けました。全国の呉服店とも連携しながらホテルや観光業などへの導入も見据えています。伝統と機能を融合した新しいJAPANスタイルを世界へ発信していきたい」
ハンガーに掛けて保管ができるため旅行先などに持参しやすいという。着物と帯、着衣方法が流れる動画のセット販売や単品でも受け付ける。SNSなどで注目され始め、インスタグラムのフォロワー数は1・4万人。着物イベントでも積極的に情報発信し注文が舞い込むようになった。
「誰でも着物をまとうと心地良くなる。気軽に着付けできることで特別な日だけでなく、新しいファッションとして日常の生活に溶け込んでいくきっかけになればうれしい」
着物姿が暮らしに彩りを添えてくれそう。
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