新工場で活路開く
県内に洋菓子店11店舗を擁するボストン(中区)のグループ会社で、三次市内に和・洋菓子店「風季舎」を営む渡辺精進堂(同市南畑敷町)は7月下旬から稼働した新工場の生産性向上へ、10月に生地焼き機械などを導入。新たな製販体制を構築していく構えだ。
三次町1534―1の本家隣にあった産直スーパー「よってぇ〜ね」の旧店舗建物と駐車場を取得し製造工場に改装。鉄骨平屋約660平方㍍。三次産のピオーネや米粉、県産牛乳を使ったまんじゅうをはじめ風季舎の和洋菓子など約50種類を製造する。同所と南畑敷町の販売店の調理場が手狭だったという理由などで工場新設に踏み切った。調理場や事務室、倉庫ほかオーブンや冷蔵冷凍庫、調理設備などの設備投資額は約1億円。ボストン社長で、渡辺精進堂の栗栖一典取締役は、
「焼き菓子などのネット販売は好調に推移。全体の約3割を占め、さらに売り上げを伸ばす勢いだ。生産性向上に併せてネットを中心とする拡販、また県外の生協、百貨店やスーパーへの販売に力を入れていく」
本社製造工場の販売店を年内にリニューアル開業予定。数年後を目途に、現在のグループ売上高から約20%増の13億円を目指す。
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