女性の再出発
就労を望む県内女性の約6人に1人が育児や介護で就職活動を見合わせているという(総務省調べ)。通勤しやすさや職場環境、勤務形態など求職条件はさまざま。企業側の理解も求められる。
県は3カ月にわたる女性のキャリア形成支援事業「リスタートプログラム」で本年度に80人をサポート。参加者は育児や家事の合間を縫ってSNS運用やデータ活用、オンラインコミュニケーションといったニーズの高いデジタルスキルを学んだ。
12月5、10日には人材マッチングを目指すミートアップイベントを広島と福山市で開催。計50人の女性が来場し、計42社がブースを出した。看板製造の研創(安佐北区)担当者は「工場で社会見学を受け入れるなど、まず知ってもらう活動に力を入れている」、物流業の河野(同)は「広報担当を採用予定で、SNS発信などに力を発揮してもらいたい」という。県庁女性活躍担当課長の三牧直美さんは、
「育児と介護をやり遂げる力や責任感を身に付けた人材として高く評価する企業は多い。多様性を受け入れる職場環境づくりにつなげていただきたい」
前年度は29人の就職に結び付いた。さらに発展拡大を願う。
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