地域経済 2026.04.23

インスマート 自社ブランド全国展開へ 業務用チョコスイーツ本格化

 飲食店事業のインスマート(呉市広白岳、沖野寛文社長)は、業務用に特化したチョコレート専門スイーツブランド「200チョコレート」事業を本格化する。OEMやPB品などの受託製造が主力だが、原材料や人件費の高騰が続く中、自社ブランドを確立し、比率を高めることで収益性の改善を図る構えだ。

 同ブランドは専門店のような本格的な味わいを目指し、市内でチョコレート専門店を営むマチルダの中野元之社長に監修を依頼。レシピ開発や試作も重ね、高価格帯でも一定の需要が取り込めるスイーツに仕上げた。冷凍で納品する。先行して自社飲食店のほか数社へ供給。今後はリゾートホテルやカフェ、レストランなどへの直接販売を目指し、3月の東京フーデックス出展を契機に全国展開に乗り出す。大手外食チェーン向けなどが主力のOEMやPB受託の比率は昨年で83%、自社品が13%、社内向け4%。粗利が不安定な上、需給バランスによりカカオ豆が高騰する中、本格派チョコレートスイーツが減少傾向にあり勝機とにらんだ。

 製造する西区商工センターの自社デザート工場の生産能力は8~10億円。全体に占める工場の売上比率は約20%。同ブランドの初年度売り上げ目標は今期500~600万円を掲げ、2030年にデザート部門での比率を15~20%に引き上げる計画だ。

 同社はレストランや居酒屋などを1業態1店舗のコンセプトで市内14店構えるほか、和菓子「青柳屋本店」と洋菓子店「スティックスイーツファクトリー」2店を展開している。

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