スポット 2025.10.21

スポットニュース

ロータリー哲学

 ロータリークラブ(RC)の活動は本質的に自己教育運動が根っこにあるという。9月1日結成の広島新世代RCは、こうした哲学の伝承をクラブの理念に据えた。
 過去に三つのRCに所属し創立会長を務める諏訪昭浩さん(63)は当初、奉仕や親睦といった捉え方に違和感を覚え退会を考えたこともあった。しかし、研究家の小堀憲助さんの言葉が転機となる。
「ロータリーは自己教育運動という至言に触れ、歴史を学んだ。奉仕とは仲間に優しく接する心から生まれると気付いた」
 1905年に米国シカゴでRCが初めて設立された当初、相互扶助の性質が強く、数年後に利己と利他の調和を説く職業奉仕の考え方を提唱。これが社会奉仕へと広がり、1923年の決議で個人奉仕を基本としつつ団体奉仕も認める方針が確立したという。
「つまり人格形成が土台にあり、そこから奉仕の精神が発揮される流れが重要。全国のRCに、この原点を改めて伝えたい」
 戦後の混乱を乗り越え49年から順次、国内のRCが再開。地域社会の発展の一翼を担い続ける。

この記事はいかがでしたか?
県内約2,500社の企業・決算・役員情報などを検索!

関連記事

おすすめ記事

最新ランキング(2026.5.9更新)

企業データベース