広島市現代美術館
広島市現代美術館は4月25日~6月28日に開く展覧会「わたしの比治山ノート:島・山・丘、ときどき猫」関連イベントで比治山公園のいろ、におい、おとを集める参加型ワークショップを催す。
展覧会の出品作家が講師を担当する。5月2日=亀川果野「いろ」、16日=井上尚子「におい」、30日=ウエヤマトモコ「おと」。企画した川上真由子学芸員は、
「見るという行為だけではなく、感覚を開いて豊かな鑑賞体験を促進させたいと考えました。五感を研ぎ澄ますことで、日常にも新たな気付きが生まれる。美術鑑賞に限らず視野を広げ、自分が住んでいる場所も見つめ直すきっかけにもなれば」
比治山は、広島湾に浮かぶ島で縄文貝塚の発見に始まり、近代の歴史や被爆の痕跡、市の平和の丘構想に基づく再整備など多様な層が折り重なる。地勢・歴史・記憶を手掛かりに可視化を試みる。比治山の砂や土を用いた画材づくりなど、参加型の実践を通してアーカイブの構築を目指す。
展覧会では、この地に触発された山路商や浜崎左髪子ら9人の作品を展示。特別展「フィンランドスピリット サウナ―建築・デザインからサウナハットまで」はサウナの歴史、文化をひもとき豊かな暮らしの秘密を探る。6月28日まで。