広島テレビ放送
現場だからこそ、伝わるものがある。広島テレビ放送や県、商工会議所などで発足した実行委員会は3月末に、100社以上の事業者が参加する「子供向け職業体験プラットフォーム」の運営を始めた。
例えば牧場では、あえて開始時間を早朝に設定。腹を空かせて荒々しくなった牛の世話の大変さ、やりがいを感じてもらう。発起人で広島テレビの松岡英明さんは、
「実際の仕事場の空気感や職人のこだわりといった、ありのままの姿に触れてほしい。保護者も思わずヘェーと言ってしまうような学びや発見があるはず。地域や地場事業への愛着につなげたい」
子どもの学びと遊びの場として職業体験のニーズは根強いが、地方で常設型テーマパークのような仕組みの維持は容易でない。中小企業の現場をそのまま使い、それらを束ねることで日常的な体験の場を実現させた。広島には特色のある会社や仕事が多く、その存在に目を向けてもらうきっかけになりそうだ。