スポット 2026年1月5日

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広島トヨタ90周年

 県内トヨタ系ディーラーで最古参の広島トヨタ自動車(西区観音新町)が2026年で創業90周年を迎える。
 創業者の藤井巌さんは米国で自動車の利便性を目の当たりにし、日本でも普及すると確信。いち早く、当時まだ新興企業に過ぎなかったトヨタ自動車と販売店契約を結ぶ。10周年を1年後に控えた194 5年8月には千田町の本社を原爆で失うも翌年、広瀬北町に新本社を設け再出発する。「広島初の乗用車を造ろう」を合言葉に、48年にはトラックの部品をかき集めた四輪車「ヒロセキタマチ1号」を試作した。
 その後、読み通り到来したモータリゼーションの波に合わせて店舗網を次々に拡大。現在はレクサス店、ダイハツ店、フォルクスワーゲン店など含めグループで23店を展開する。89年に25歳の若さで就任した3代目の藤井一裕社長は、
「ヒロセキタマチ1号の完成は先人たちの車にかける情熱、そして焼け野原になった街の役に立ちたいという思いがあってこそ。むろん、その精神は今も息づいている。社員一人一人が力を存分に発揮し、良いサービスを提供できる環境づくりを進めていく」
 2021年開設の物流拠点KOCHI BASE(東広島市)と24年に新築移転した現本社には、最新の研修施設を設けた。丁寧な育成プログラムも好評で、採用面で効果を発揮しているという。加えて被爆後に再出発した地に立つ本店や安佐南区の広島北店、三原店などを24〜25年に相次ぎ刷新した。顧客と社員、地域に愛される会社を目指し、100年の大台へアクセルを踏み込む。

   

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