ホープ 2025.10.21

家業に「覚悟」を持った日

正田建設/正田 志織 取締役

家業に「覚悟」を持った日

 大学では化学を学び、建設とは無縁の分野からのスタートでした。関東での就職が決まっていたのですが、2011年の大震災をきっかけに地元へ戻り、家業である当社に入社。最初は覚悟もなく、失敗ばかりでした。

 大きな転機になったのが、入社9年目に迎えた2019年の創業100周年です。記念動画の制作や社史をまとめる企画を任され、曾祖父の代から続く資料を整理しながら、会社の重みや地域とのつながりを強く感じました。このとき、「自分が継いでいくべきなんだ」と覚悟が固まりました。

 その後、結婚と同時に2級建築士の資格を取得。自費で塾に通い、結婚式の準備と並行しながらの勉強は本当に大変でしたが、「一回で受かりたい」という強い思いで乗り切りました。今では取締役として、経営戦略や営業、人材育成にも関わっています。

 プライベートでは1児の母です。そんな中、広島青年会議所(JC)でも活動。入会直後に妊娠が分かり、妊婦として例会に参加したのはかなり異例でしたが、先輩に助けられ、女性の先輩でも心強い〝同志〟のような存在ができました。

 会社では今後、人口減や高齢化に対応するため、リフォーム事業の強化に取り組んでいきます。そして一番の目標は、女性の施工管理者を迎えること。女性の視点を生かしながら、誰もが働きやすい環境をつくっていきたいと思っています。JCでの経験や人とのつながりを力に、地域と会社の「次の100年」を目指したい。

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