つなぐ和 / 亀田 年保 代表社員

前職の読売テレビ放送(大阪)時代、スポーツ番組の現場で大きな失敗を経験した。海外ロケで出演を見込んでいた選手が現れず、収録が中止に。あらかじめさまざまな事態を想定し、備えておけば防げたかもしれない。徹底した準備の重要性を胸に刻んだ。
その後、仕事の傍ら通った早稲田大学ビジネススクールで、湯崎前知事と親交の深い内田和成先生に師事。常石グループの神原勝成社長をはじめ、地域のために尽力する人々との出会いを得て、「残りの人生は地元・尾道のために使いたい」との思いを強めた。50歳を機に帰広し、創業。「まちづくり会社」を掲げ、経営コンサル、DX・AI導入支援ほか、尾道映画祭などのイベントにも携わっている。
尾道は外から見ると風光明媚で魅力的な土地だ。一方、デジタル化や交通インフラの整備など、課題も多いと感じる。一企業にできることには限界があると考え、2023年には市長選に出馬したが、303票差で落選。力不足を痛感する結果となり、以降は市内を歩きながら住民の声に耳を傾け、自分には何ができるのか探り続けている。
本業の企業支援も政治活動も同じで、一つ一つに誠実に向き合い、地道に積み重ねることが結果を変えると信じている。人が転出していかない、活力ある街になるよう挑戦を続けていく。