空撮や映像編集、建物点検などを手掛ける(合同)SKY TRYING(安佐南区西原、池田喬志代表)は5月、LEDライトを搭載した複数のドローンを室内で飛ばして光や音の演出を行う「インドアドローンショー」事業を始めた。同様のサービスは全国でも珍しいという。同社が企画〜運営を一貫する形で、音楽ライブや商業施設のイベント、学校行事などの主催者に提案する。夜に屋外で行う大規模なドローンショーに比べて安価で手軽な点を訴求する。
ドローンショーは視覚的なインパクトが強く、東京五輪開会式や大阪・関西万博といった大型イベントでも採り入れられ、注目を集めている。一方で広大な場所が必要な上、航空法や電波法の規制などもあり、実施のハードルは高い。インドアドローンショーは5㍍四方・高さ3㍍を確保できれば実演可能で、屋内のため天候に左右されず法規制もない。屋外ショーよりも少ない台数で行うことから、費用も大幅に抑えられるという。
室内四隅のアンテナの内側で、文字や図形など事前にプログラミングした演出をドローンが空間に描く。本番までの納期は初回の打ち合わせから現地調査、演出の制作、リハーサルを含め2カ月ほど。上演時間は5〜6分が基本で、料金は10機プランが34万1000円〜など。既に結婚式や企業の周年イベントなど10件程度の問い合わせがあるという。販売代理店を募り、2年目に月3件以上の受注を目指す。池田代表は「廿日市市の保育園で行ったデモンストレーションでは園児たちが夢中になっていた。当事業を通じてドローンをもっと身近に感じてもらえればうれしい。将来は中高・専門学生向けのプログラミング教育の一環として学校法人を開拓したい」と話す。2021年設立で、年商規模は約1億円。社員6人。
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