7、8年前から一の宮の神社巡りを始め、全国106社を年内に達成見通しです。3月末、岐阜駅から往復6時間をかけた飛騨地方の水無神社が97社目。4月末に一泊二日で長女と宮城、岩手、山形の3社を参る予定です。一の宮は平安から鎌倉初期にかけて整った律令体制の諸国の格式高い神社。各神社を訪ねると赴きや感覚がそれぞれ異なり印象深く、神話の世界観や日本の統治のあり方、街づくりなどにも触れると興味は尽きない。一昨年は隠岐の2島、昨年訪れた対馬と壱岐の一の宮は規模が大きく、かつては日本海側が外国と接する表舞台だったことを再認識しました。以前にも神社が目に留まれば出張先でもお参りしていましたが、御朱印帳を手にしてからにわかに火が着き、出張がてらや土日をフル活用。7月からは北海道や東北、沖縄などの未踏の一の宮を巡ることにしており全国制覇もカウントダウンとなった。熊野筆製造販売を始めた初代から数えて私は7代目。経営の難題にも慌てふためかず、その都度ベストな判断を求められる。感情に左右されない冷静さを身に着けるためにも、神社へのお参りは心を鎮め、気を引き締める貴重なひとときです。もう一つ。足腰を鍛える健康づくりにもってこい。海抜3000㍍超の北アルプス立山の頂上に鎮座する雄山神社や富士山頂上の浅間大社の奥宮は登山靴が必須。神社から望む絶景に汗も吹き飛ぶ。次はお遍路さん挑戦にワクワクしています。

担当記者:藤井

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