福利厚生代行を展開。従業員1000人規模の大企業を中心に全国1735団体が使う。4月1日、4カ所目となる広島支店を東区二葉の里に開いた。ここ数年でマツダ、広島銀行、大創産業など県内の取引先が拡大し、一層の顧客開拓とアフターサポートの充実を図る。「提携の宿泊、レジャー施設や飲食店で割引などの優待を受けられる『ウェルボックス』のほか、提携先に限らずどこでも使える『カフェテリアプラン』も用意。健康診断の手配の代行、給与などから天引きで貯蓄する財形や慶弔給付金の運用などを併せて提案し、社員の満足度向上と同時に総務や人事部門の業務効率化に寄与できるのが強みだ。2022年から広島銀行グループのひろぎんヒューマンリソースを通して中小企業にも提供している。広島をはじめ地方都市は福利厚生代行の導入が進んでおらず、自動車部品メーカーなどへの営業を強化していく」兵庫県出身。複数社で営業を経験し、06年に入社した。各支店で営業を務め、現在は広島、福岡の支店長を兼任している。毎日30分のランニングの後、誰よりも早く出社し、脳がフル回転する朝のうちに業務の大半を終わらせるという。「現在の導入先12社から、28年4月までに30社へ拡大し、体制も強化していきたい。地場の遊園地、映画館、スポーツチームの観戦など、広島で働く人に喜ばれる特典も充実させる」
担当記者:大島