保険の枠組みを越えた取り組み推進へ、2024年1月にブランド通称を「明治安田生命」から「明治安田」に変更。健康寿命の延伸に向けた啓発活動をはじめ、自治体や企業と連携して地域課題の解決に向き合う「地元の元気プロジェクト」などを進める。「県内では広島大学と連携した医療セミナーを開き、脳梗塞や認知症など将来に不安を抱える中高年層から好評を得ています。3月末に開所する中区袋町の新支社ビルの1階ではこうしたイベントを催せるスペースを設け、より発信力を強めていく。金銭的な価値で確かな安心をお届けするだけではなく、地域に根差し、必要とされる存在でありたい」1969年3月4日生まれ、青森県出身。91年入社。長く営業畑を歩み、名古屋南支社長や千代田支社長、地域リレーション推進部長などを経て2024年4月から現職。管内に在籍する約650人の営業職員とのコミュニケーションを最も重視しており、意見や思いを傾聴することで、相手を理解し強固な信頼関係が築けると考える。「私事ですが、4年前に妻を乳がんで亡くし、保険の重要性を改めてかみしめています。2人に1人ががんになる時代。がん検診率が全国平均よりも低い傾向の広島県民にも、より関心を持ってもらうことが使命の一つです」Jリーグのタイトルパートナーとして、サンフレッチェ広島の観客動員数増加にも貢献したいと意気込む。
担当記者:道本