読書好きで、時間があるといつも本を手に取っています。漫画や小説、ビジネス書などジャンルはさまざまで毎月10冊ほどを読みます。高校生のときは漠然と小説家を目指しており、広島大学の文学部に進学。結局、作品は書いていませんが、在学中に村上春樹に関する論文をいくつかまとめるなど、本は常に身近な存在です。子どもの頃は漫画ばかり。少女漫画だけでなく、少年漫画もよく読んでいました。ヤンキーが主人公の「今日から俺は!!」や「特攻(ぶっこみ)の拓」など、単純でパッと読みやすく、すぐに没入できる作品が好みです。最近だと「進撃の巨人」「鬼滅の刃」「約束のネバーランド」などは読みました。特にはまっているのが「キングダム」。中国史で初めて天下統一を果たした始皇帝とそれを支えた武将の物語です。全巻を持っており、新刊は発売日に必ずコンビニに買いに行きます。ちなみに登場人物で好みなのは、主人公のライバルに当たる蒙恬(もうてん)。ひょうひょうとしたところがお気に入りです。事業は手形アートに関わるサービスを提供していますが、仕事や人生に役立つのはビジネス書だけではなく漫画や小説にもあります。物事の本質はきっと共通していると思います。キングダムの主人公もそうですが、大成するのに必要なのは単純にその人の優秀さではなく、さまざまな要素が絡んでいます。そういった勘所をつかむことも、読書の魅力でしょうね。
担当記者:梶原