昨年12月24日、広島空港国内線の出発ロビーにあったラウンジを保安検査通過後エリアの3階に移し、「ヤマナミヴィラ」を開いた。
「これまでは搭乗前に同検査の時間を意識しなければいけなかったが、検査後に新ラウンジで搭乗までゆっくり過ごせる。天然木を多く使い、〝ゆたかな山々に囲まれたやまなみに佇むワイナリーを改修した邸宅〟がコンセプト。中国地方のワインや県内の日本酒などをそろえた」

屋内88席で屋外78人分と合わせ、従来の3倍以上。広さも3倍の633平方㍍に。特に屋外は国内の空港で珍しい。滑走路側は大きなガラス張りで、山の景観や航空機の離発着を眺めやすくした。ワークブースやマッサージチェアも置く。
「広島空港がこの場所にある状況は変えようがなく、早めにいらっしゃった方がくつろげる環境を整えていく。ようやくコロナが落ち着き、国際線の新規就航の引き合いがある。〝中四国の持続的成長を牽引し続ける圧倒的ナンバーワンゲートウェイ〟を目指したい」

担当記者:吉田

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