のぼり製造の業界トップクラスで、12月に創業50周年を迎えた。1974年に前身の「ポップヒロシマ」として創業し、広告・宣伝物の制作を開始。その後、事業を拡大し、現在では年間200万枚ののぼり旗を生産するまでに成長した。「先代の熊本正彦が創業してPOP広告の販売促進から、のぼり旗製作・印刷へと会社の礎を築きました。現在は個人から中小、大手と幅広く取引しています」2008年に西区から現在の安佐南区の西風新都へ移転。大型印刷機からデジタル印刷(インクジェットプリンタ)へと設備を拡充し、16年に現社名に変更。さらに21年にウエアプリントを手掛けるアートディレクトを、22年には石油業卸関連のフロンティアを吸収合併。布印刷のエキスパートとして、近年は自社開発のグッズやTシャツ、スポーツユニフホームほか、のぼりの廃材を利用したSDGs関連商品にも積極的に取り組んでいる。「オンライン化が進んでもお客さまの下へ足を運ぶ姿勢は変わりません。さまざまな業態のニーズに応えられるよう丁寧なヒアリングを心掛け、新しい発想で商品を開発します。そのためにも社員の人間力を高められるよう育成に力を入れたい」

担当記者:島津

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