総合印刷やデザイン、チラシ・DMなどを活用したマーケティング企画などを手掛ける。6月18日付で副社長から昇格。義父で先代の喜瀬清社長は会長に就いた。「3年ほど前から交代の話は出ており、いよいよこの時が来たという思い。近年は消費者一人一人の好みに合わせたマーケティング支援に力を入れ、印刷には1部ずつ異なる内容でも一括対応できる機材を導入。クライアントの販促だけでなく、ブランディングまで任せてもらう例が増えている。この流れを加速させていくつもりだ」社内では成果給の要素を強めた新給与制度の構築を始めたほか、組織をフラットにするため課長などの役職を廃止。一方で各社員の役割分担は明確化し、自分の仕事に責任を持つ体制づくりを進める。「例えば営業部門では既存顧客のフォローに特化したコンシェルジュ室を設置。また、営業と生産部門の間で調整役を担う上流設計室という部署も。こうした取り組みで集客や売り上げなど、顧客の成功をしっかりと実現していく。ビジネスに不可欠な存在として選ばれ続けたい」顧客の強みを引き出す経験は十分なものの、自社の発信を課題に挙げ、知恵を絞る。

担当記者:近藤

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