東京に本社を置く大手ゼネコン。中国地方5県を管轄し、原爆ドーム保存工事など平和の尊さを後世に伝える建物の工事実績も多い。直近では被服支廠の耐震工事を落札した。公共工事は他に、広島市観音地区で市が進める豪雨対策として大規模な下水道を築造中。民間では、製造業を中心にカーボンニュートラルを目指した設備投資が旺盛という。「顧客によってCO2削減の意識や知識に差がある。CO2排出量が実質ゼロとなる『グリーン電力』の購入と併せて、最適な改善策を提案します」1965年5月27日生まれ、岐阜県出身。関東学院大学を卒業し89年に入社。28年間ほぼ東京の現場に勤め、2016年に広島支店建設所長、17年に名古屋支店建築部長、18年から東京支店の建築部長と副支店長を歴任し、22年から現職。同支店で計320人の社員を率いる。23年からは日本建設業連合会の中国支部長も兼務。「支店独自の取り組みとして、伝達事項を動画で共有する社内チャンネル『ガッキードットコム』を昨年開設しました。動画媒体が盛んな昨今、若い世代には文章よりも効果的であろうと月1回ペースで配信しています。関東圏をはじめ、自社の最先端施工物件などを紹介し、社員の意欲向上につなげたい」横浜に妻と娘を残し単身赴任。埼玉には息子がいる。休日の楽しみは14年前から続ける木彫り彫刻作り。

担当記者:阿戸

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