プレエンジニアリングから設計・製作・施工・保守サービスまで一貫して手掛ける東証プライム上場企業で、電機制御・電源・空調システムの三つのコア技術で社会への貢献を目指すという。2026年の創立80周年を見据えた中期経営計画を策定し、中国支社をハブとした西日本地区の強化を掲げる。「当支社は昨年迎えた開設60周年を機に、社員のモチベーションやエンゲージメントの向上を狙い中区大手町から小町に移転。グループ会社3社含め計66人がワンフロアに集ったことで、部署や会社の枠を超えたコミュニケーションが深まりました」1969年10月生まれ、福岡県出身。九州産業大学工学部を卒業後93年に入社し、中国支店に配属。以来複数回の転勤を経て、今年の4月から現職。広島は4年ぶり3度目となる。独の哲学者ヘーゲルの「ミネルヴァのフクロウは夕暮れに飛び立つ」を好きな言葉に挙げ、挑戦の大切さを諭す。「2005年に数十億円のガスタービン発電設備を受注。当時は、社内でも例のない規模でさまざまな懸念がある中、自ら先頭に立ち計画から安定運転まで全てやり遂げ、顧客の信頼を得られた。私の机から常に目の届くところに山本五十六の名言を掲げており、『やってみせる』ことで社員の育成を図りたい」小学から高校まで野球経験があり、今ではすっかり鯉党に。長男長女は成人し、広島市内で夫人と暮らす。

担当記者:高見

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