法人、個人向けの生命・損害保険を扱う。25支部約560人体制で、県西部と山口県東部をカバーする。管内の契約者数は約12万人。「疾病リスクを減らし、健康寿命延伸に貢献する新しいタイプの保険『バイタリティ』の提案に注力。専用アプリと連動し、運動や健診でポイントがたまり、コンビニやカフェで使えるドリンクチケットなどの特典が受けられる仕組みだ。7月から企業の福利厚生用途としてアプリだけの提供も始めた。約70社の引き合いがあり、健康経営への意識の高まりを感じる」奈良県出身。慶応大学経済学部を卒業し、1991年に入社。大学在学中に父が亡くなり一時は中退も覚悟する中、保険金が助けとなり無事に卒業できた経験から「人の役に立つ仕事だ」と迷わず保険業界を志した。ブランドコミュニケーション部長、山形支社長などを歴任。給付金室長時代には顧客に請求漏れがないか連絡する専門部署の設置に奔走し、業界の先行事例となったという。4月から現職。「2年内に現在の営業員460人から550人体制に広げる目標を掲げている。お客さまの置かれた環境や思いを理解し、先を見越した総合的な提案ができる〝プロアクティブ〟な営業員を育てたい」ミニシアター好きで、中区の八丁座やサロンシネマ1・2がお気に入り。「ゆったりとした座席やスクリーンとの距離感が最高だ」とほほ笑む。

担当記者:大島

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