クラブ創設10年の節目を迎えた23-24年シーズンにBリーグ初優勝を達成。ワイルドカードでのチャンピオンシップ進出ながら、強豪を立て続けに破る〝下剋上〟を見せた。「5月28日の決勝から時間がたち、ようやく日本一を実感できるようになった。シーズンを振り返ると、26年からの新リーグBプレミア参加への3基準(入場者数、売上高、アリーナの確保)クリアに向けた施策を展開し、特に重視していた平均入場者数は目標の4000人に対し4618人という結果に。支援いただいた多くの県内企業や団体、自治体へ最高の形で恩返しでき非常にうれしい。アリーナ建設の機運醸成へ、バスケ競技だけでなくイベントなどを含めた波及効果を伝えていく」。来季は朝山正悟新監督の下、成績に加え売り上げといった経営面でも日本一のクラブを目指すほか、アジアや世界へ〝広島〟を発信したいと意気込む。

プロフィル

うら のぶよし広島ドラゴンフライズ社長。1980年10月1日生まれ、広島市出身。美鈴が丘高校、大阪商業大学を卒業し、新潟アルビレックスなどでプロバスケットボール選手としてプレー。2007年に現役引退し、16年から現職。

担当記者:近藤

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