ヤクルト山陽運営の保育事業「プティット」などを分社化した。「国内の各販社は本業と共に、企業内保育の先駆けとして保育所運営など地域社会への貢献を続けてきた。保育施設は縮小傾向にあるものの、グループで約900カ所にのぼる。現在は山陽地域のほか福岡・静岡など計17施設を管理。販売に集中するため、今後は保育業務を新会社が必要に応じて受託していく」。ヤクルト本社では約1000カ所の保育をサポート。下関市立大学リカレント教育センターや宇部フロンティア短期大学部での非常勤講師の知見を生かし、一人一人の子どもに合わせた保育を提供する。「ヤクルトレディが安心して子どもを預けられるよう、質の高い保育提供に努めたい」。趣味は焼き肉・焼き鳥店巡り。

プロフィル

うたがわ きよみヤクルトチャイルドサポート社長。1961年1月25日生まれ、山口県出身。九州女子短期大学を卒業し、山口県内の保育施設で約6年間勤務後、認可外保育所「ちびっこハウス プティット」を開設。96年にプティット(山口)の社長に就任した。2006年にヤクルト傘下に入り、09年からヤクルト本社で保育統括、18年から販売会社ヤクルト山陽(西区)の常務取締役などを経て、24年4月設立の新会社を率いる。

担当記者:阿戸

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