2003年に不動産会社勤めの傍らで行政書士としても活動を開始。07年に独立して士業の事務所と椿不動産を設立し、両方の強みを生かせる相続不動産を専門に扱っています。現在は高齢者向け賃貸住宅を運営する会社と合わせ3法人でつくるライフグループの代表のほか、広島家族信託協会の代表理事も務めています。世界各地の旅行が好きなのは、不動産業としてのさがでしょうか。例えばイタリアやドイツなど欧州で見入るポイントは、都市計画に基づいて設計された風景です。観光地、経済拠点、住宅地などがきちんと区分けされ、それぞれのコンセプトに沿った街づくりが行われています。特にお気に入りはドイツのフュッセンです。そうしたルールが厳しくない日本の街は歴史的建造物の近くに高層ビルがあるなど、どうしても雑多に映ってしまいますね。またカンボジアやフィリピンといった東南アジアの新興国では至る所でクレーンなど重機が稼働しており、都市の成長を実感できます。不動産業では今年4月、初の県外拠点となる東京支店をオープン。相続に伴う不動産投資の相談が増えており、提案の幅を広げるために設けました。同じ狙いで6月頃からはフィリピンと、首都移転が進むエジプトの物件も扱う予定。広島でこれだけの選択肢を持つ同業は少なく、強みとしたい。海外に手を広げる決断ができたのも現地の経験があってこそ。これからも、未知の世界を見るためまい進します。

担当記者:近藤

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