中区中島町に本社を置き、企業や官公庁からアプリ・システムを受託開発。学校運営サービスなどの自社アプリも手掛ける。3月、三次市とデジタル人材の育成やDX推進に関する連携協定を結んだ。「今夏までに拠点を開設し、行政の業務や農業などのデジタル化の相談に乗るほか、生成AIのコパイロットなど、便利なツールの活用法を伝える。プログラミング教室などを通じて、子供たちに業界に関心を持ってもらうきっかけをつくりたい」福岡県出身。15歳の時に初めて触れたコンピューターに感銘を受けて業界を志した。20代でゲーム会社を興し、2年で解散。菓子店で働くために来広し、県内ソフトウエア会社を経て2007年に東京でドリームオンラインを設立した。22年の広島への本社移転とともに北広島町に開発拠点を設けた。同町とも23年に連携協定を結んでいる。「当社は大手企業との直接取引が多く、AI、VRなどの新技術も積極的に採り入れている。中山間地域に住みながら都心部と変わらない大きな仕事ができるのが強みで、地方で働きたい若者の受け皿としたい。地元企業や自治体と強固な関係を築き、ゆくゆくは拠点を一企業として独立させるのが目標です」

担当記者:大島

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