客室乗務員(CA)や空港勤務のグランドスタッフを育成する航空専門校(福岡県)の広島分校で、3月1日に開校10周年を迎えた。これまでに100人超が卒業し、国内外の航空会社で活躍している。

「開校当初、わずか2人の生徒から始まりました。このうちの一人は保育士でありながら、CAを夢見て入学。4カ月後にピーチアビエーションに合格し入社。今でも活躍しています。当校では、さまざまなシチュエーションを想定したコミュニケーションスキルやマナー研修などを提供。現役・元CAから直接アドバイスを受けられるのが特色の一つ。推薦制度もあり、合格するまで全面的にサポートしていきます」昨年9月には航空業界の人材育成に関する連携協定を広島女学院大学と結び、次年度から広島で初の単位認定のエアライン講座を開講。「昨年は比治山大学から第一号となるCA合格者が現れ、とてもうれしかった。今後も広島から多くの生徒が夢をかなえ航空業界で活躍できるよう応援していきます。また、広島の企業向けにエアラインスクールが提供するマナー研修を広めたい」