組織内の産振構国際ビジネス支援センターが2月20、21日、広島と福山でベトナムビジネス個別相談会を開くため、帰国した。「2013年からビジネスサポーターを務めています。従来の製造業に加え、教育、飲食、小売り、美容院、ウェブ外注など幅広い相談があり、着物の仕立て拠点開設支援の事例も。ベトナムは人口が1億人を超え、あと10年は『人口ボーナス期』で経済成長が見込めます。製造業は現地調達率を高める目標があり、日系企業からのビジネスチャンスも期待できます」東京生まれ、埼玉育ちで、一橋大学を卒業し富士銀行(当時)入行。投資ファンド業務などを担い退職後、ベトナムで経営コンサルタント会社を起業し、現在総勢200人のAGSグループ代表を務める。慶応大学でMBAを取得した。「社会主義のため外資が土地や建物を所有できず、現地企業の協力などが必要になる場合もあります。自社で日本のホームセンター進出を支援しましたが、路面店は手間や時間がかかるためモール内への1号店出店を支援しました。地下鉄や高速道路建設が進むなど高度成長の活気と親日的な良さがあり、ビジネスを計画する際に現地訪問をお勧めしています」

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事