電気設備工事のオオコウ電設(佐伯区五月が丘、大鴻浩文社長)は3月、足場台(脚立)と運搬用台車を兼ねるオリジナル商品「キャタグルマ」を市内8カ所の公民館に贈った。寄付の原資確保と商品の認知度向上を目指したクラウドファンディングで62万5000円を集めた。同商品は既製の足場台の天板に車輪を取り付けたもので、ひっくり返すと台車にもなる。台車に使う際は足場台の足がストッパー代わりになり、でこぼこした道でも荷崩れしにくい。日常は脚立として部屋の飾り付けなどに使い、災害時は給水タンクの置き場、救援物資や給水タンクの運搬など、多用途に活用してもらおうと、公民館への寄付を決めた。2023年の発売から同業などに年間20台ほどを販売。価格は7万1500円〜。今後は防災用途で自治体などに提案を進める。

担当記者:大島

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