営農型太陽光発電のパネル下でキノコ類栽培を手掛ける佐々木(東広島市、江口康人社長)は4月下旬、山間部の農地などで活用できるバリアフリートイレトレーラーを移動させる車両にトヨタ自動車製乗用タイプEV「bZ4X」を導入する。同社は下肢障害者がどこでも安心して就労できる環境づくりを目指して、2024年7月に全国で初めて同トイレをトヨタからリース導入。これまでガソリン車でけん引していたが、同EVの一般販売開始を受けて採用を決めた。江口社長は「当面は一般電源で充電して使う。将来は自社農地などの太陽光発電所を車両充電に適応させて、CO2排出量ゼロの運営を目指したい」と話す。今年3月12日には東広島市と「災害時の避難所等におけるモバイルトイレの貸与に関する協定」を結んだ。

担当記者:額田

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