新規事業開発の手法を学ぶ県主催プログラム「さんまる会議」に参加した県内8社によるビジネスアイデア発表会が3月、市内で開かれた。参加者は昨年12月のセミナーを皮切りに、顧客などへのヒアリングを重ね、わずか3カ月で構想を練り上げた。靴製造のスピングルカンパニーは汚れ防止や肉球の保護に役立つ犬用カジュアルシューズを、オタフクソースは子どもに必要な鉄分などの栄養素を含み、混ぜたりして楽しめる野菜スープを発案した。医療機器製造のジェイ・エム・エスは医療分野のベンチャー企業に出資するCVCファンドを構想。莫大な資金がかかる検証の段階を支え、参入ハードルを下げたいとした。同プログラムを受託運営するアルファドライブ(東京)の麻生要一社長は「産業が集積する広島らしく、人材採用からスマート農業、医療まで幅広い分野の事業案が出た。各社が連携し、新しい価値を創出してほしい」と話した。
担当記者:大島