宮島口旅客ターミナル1㌔圏内の廿日市市宮島口西1―3257―23で12階建てホテル=写真右側の建物=の建設が進んでいる。2026年春ごろの完成を見込む。近隣で宿泊施設の計画が相次いでおり、各社は旺盛なインバウンド需要の取り込みを狙う。
JR宮島口駅の西側にある広島東洋カープ大野寮・屋内総合練習場の隣地(3860平方㍍)で、一帯には安芸グランドホテルやグランヴィリオホテル宮島和蔵など宿泊施設が並ぶ。現地に設置された看板によると高さ50・74㍍の物件(延べ7830平方㍍)を建設中で、客室は54室としている。建築主はジェネシススリー(東京)で、浅井謙建築研究所(大阪)が設計、松村組広島九州支店(中区)が施工を担う。欧米を中心としたインバウンドの増加を背景に、24年の宮島来島者数は前年比4・3%増で過去最高の485万4369人となった。インバウンドは滞在期間が長い傾向にあり、一帯の経済的な波及効果が大きいとされる。宮島口西エリアでは他に、米ホテル大手ヒルトンがひろぎんホールディングス(中区)の保養施設跡地に国内2軒目となる高級ブランド「LXRホテルズ&リゾーツ」(約60室)を28年にオープンするほか、「FAV HOTEL」ブランドの霞ヶ関キャピタル(東京)も34室ほどのホテル開業に向けた準備を進めている。宮島の島内でも包ケ浦自然公園に高級宿泊施設などを誘致する計画がある。
担当記者:道本