米穀、食料品など卸・小売りの糧配(呉市光町)グループで食品製造のアステピア(同市築地町)は5月、筋肉量の減少など高齢者の虚弱状態(フレイル)の予防をうたい、タンパク質などを豊富に含む冷凍弁当の製造を始める。筋肉量の維持に役立つタンパク質、骨粗しょう症を防ぐカルシウムとその吸収を助けるビタミンDを多く含む。厚労省の食事摂取基準に基づき、これらの3栄養素は1食で、1日に必要な量の3分の1以上を摂取できる。揚げ物の衣や調味料に高タンパクの大豆粉、スキムミルクなどを用い、無理なく食べきれる量にした。塩分を抑え、赤、黄、緑色の食材で彩りよく仕上げて食欲をかき立てる。チーズ豚カツ、八宝菜など35種。7食分6372円(送料別)〜。宅配弁当販売のウェルネスダイニング(東京)の通販で扱う。健康に気を遣う高齢者を主に、老人ホームなど法人需要も想定。当面は月5000食程度の受注を見込み、売れ行きに応じて包装機などの増設を検討する。アステピアは冷凍弁当を製造し、凍結や酵素を組み合わせて軟らかくする製法「凍結含浸法」を使った高齢者向け冷凍食材も手掛ける。ゆくゆくはウェルネス社と同製法を使った商品の開発も計画する。

担当記者:大島

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