紙箱製造の小島紙器工業(安佐南区西原)は折り鶴再生紙を使う壁紙を開発し、今秋をめどに発売する。裁断した折り鶴を白地の和紙にすき込み、劣化や汚れを防ぐコーティングを施す。一般的な壁紙と同様に施工できる。協業先で受注生産。商業施設やホテル、教育機関の内装用途を想定。価格は未定。約10年前から、あんどんなど折り鶴再生紙を用いた紙製品を展開している。また、今年から紙箱の製造に加え、贈答用の菓子、調味料などの箱詰め、保管までを代行する事業を始めた。千代田工場の低稼働時に人員を有効活用。人手不足に悩む既存取引先を中心に提案する。

担当記者:大島

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