呉市は市内事業者の新規事業創出促進などの一環で、職業上のスキルや経験を生かして社会貢献活動を行うプロボノ人材の活用を支援しており、受け入れ希望が10社に達した。経済産業省の「地域戦略人材確保等実証事業」として、ダイアローグフォーエブリワン(東京)が展開する越境学習プログラム「大人のインターンシップ」を利用。企業へのアンケートでは新規事業創出や経営課題の解決を進める上でコストや人手不足が挙げられており、都市部の50代会社員を中心とするプロボノ人材との協働を促す。50代会社員は会社で勤め上げる〝就社世代〟と言われ、新規事業や営業、マネジメントなど豊富な経験を有する一方で、転職経験がなくキャリアに悩むケースが多いという。研修という位置付けで、無償で市内企業の課題解決について一緒に考えてもらう。(電)0823―25―3110(商工振興課)。

担当記者:高見

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