コーヒー豆焙煎・販売のコーヒーストーリー・ニシナ屋(中区立町、福永高社長)は今春、外国人客向けに企画した「お守りコーヒー」を発売する。隣接する「中の棚稲荷神社」の絵馬を同封。購入者から願い事を書いた絵馬が店へ送られてきたら、同店が神社に奉納し、その写真を返送するサービス付き。近年、同神社の写真を撮る外国人を見かけることから思いついた。外国人に興味を持たれる和風なお守り型のパッケージに家内安全などの文言を入れる。コーヒーはティーバッグのように湯を注ぐだけで手軽に入れられるコーヒーバッグ3個入り。幅広い層向きにマイルドなブレンドにする。炒りたて豆の味わいと、旅の思い出を深める交流の仕掛けで新たな来店につなげる。価格は1200円。土産物店や旅行関連サイトでの取り扱い、催事販売など販路拡大を目指す。2008年、コーヒー豆焙煎・販売のニシナ屋(東区)からのれん分けして創業。約50種類のコーヒー生豆を扱い、注文を受けてから焙煎する。来店客の5割がリピーター。

担当記者:斎藤

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