総合不動産業のアイディオー(中区基町、井戸道彦社長)は、大型商業施設イオンモール広島府中から徒歩2分でJR天神川駅から徒歩9分の好立地に分譲マンション「アイステージ府中大須」の建設を計画している。同町での新築分譲マンション供給は6年ぶりという。6月上旬に販売を始め、2027年2月中旬に完成予定。シリーズ10棟目となる。イオンモール東側の時間貸し駐車場跡地(府中町大須3―212―1)1104平方㍍に、14階建て延べ3345平方㍍を新築。2〜4LDKの計38戸で、全戸南西向き。住居専有面積は61・98〜108・33平方㍍。1階の共用部に宅配ボックスを設ける。39台分(機械式21、平面18)の駐車場を用意。高効率設備などで年間の1次エネルギー消費量を20%以上削減する「ZEH―Mオリエンテッド」を採り入れる。ニュートピアプランニングが設計し、施工業者は未定。府中町は広島市中心部へのアクセスの良さや子育て支援など行政サービスが充実する点が支持され、大東建託の「街の住みここちランキング2024中国版」で、5年連続1位となった。近隣エリアでは分譲マンション開発が進み、良和ハウスが東区矢賀新町に55戸を、セントラル総合開発中四国支店が矢賀に48戸をいずれも今春完成する。
担当記者:道本