ホテル運営や不動産業のグローバルリゾートグループ(廿日市市、中道崇志社長)は、県が所有するホテル・リゾート「フォレストヒルズガーデン」の指定管理業者に選ばれた。期間は2025年4月1日から5年間。同ガーデンは広島空港周辺の活性化とにぎわいの創出を目指し、リゾート感覚のコンベンション施設として02年度に供用を開始。敷地面積約4万平方㍍に1棟貸し切り型のコテージ8棟ほか、会議室やレストラン、プール、ジムなどを備える多目的ホール棟、セミナーハウス、テニスコート、西洋式庭園などがある。開業から20年以上がたち施設の老朽化に加え、会議室や飲食などの利用が落ち込んでいることから24年度は指定管理者の公募がなく、契約を暫定的に1年延長して広島国際空港の関連会社が運営していた。中道社長は「インバウンド向けの訴求を強化するほか、当グループの他ホテルと連携した県内周遊プランを打ち出すなどで利用増を狙いたい」と話した。

担当記者:高見

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