マツダは2024年の生産販売状況を発表した。世界販売は前年比2・6%増の127万7578台で2年連続のプラス。米国でCX―50、同90の販売が好調で、16・8%増の42万4379台と記録のある2005年以降で最高となったことなどが主な要因。国内販売は20・2%減の14万1946台で3年ぶりのマイナスだった。国内生産は10・7%減の74万9428台で2年ぶりのマイナス。CX―9、同8の生産終了が主な要因。海外生産は9%増の45万1621台で3年連続のプラス。米国が71・5%増の10万5598台と好調だった。12月単月は世界販売が前年同月比2・4%増の11万1965台で7カ月連続のプラス。米国が1・7%増の4万201台で8カ月連続のプラスと好調だった。国内販売も、1・3%増の1万727台で3カ月ぶりのプラス。ロードスター、マツダ2が堅調で、10月発売のCX―80分が上乗せとなった。国内生産は6・5%減の6万2348台で5カ月連続のマイナス。北米向けCX―5の減少などが要因。海外生産は20・9%減の2万8165台で9カ月ぶりのマイナスだった。
担当記者:斎藤