軽貨物配送のスタンダード(中区西平塚町、新井達也社長)は1月29日、軽商用電気自動車「ASF2・0」を中国地方の軽貨物事業者で初めて導入する。
同車種は電気自動車製造販売のASF(東京)が佐川急便と共同で開発し2023年に発売した。ドライバーの声を受け、荷室のフラット設計や両側スライドドアを採用。積み下ろし作業の効率を向上させたほか、衝突被害軽減ブレーキなどの安全装備も搭載している。航続距離は最大243㌔㍍。中国軽貨物協会の代表幹事も務める新井社長は「今後、増車を予定。CO2排出量を削減し、持続可能な物流体制の構築に寄与したい」と話した。
担当記者:高見