広島信用金庫は円滑な相続手続きをサポートするため、相続事務代行サービスを提供するNCP相続センター(東京都新宿区)、行政書士ORCA(鳥取県米子市)、ルリアン(京都市)と業務提携を結んだ。
高齢化の進展で相談が増えており、2024年4月から相続で所有権を取得した不動産の相続登記が義務化されるなど手続きが複雑化する中、専門家のサポートが必要なケースが増えている。広島信金は提携先の専門家・士業を紹介。初回は無料で出張相談を行い、顧客の要望がある場合は財産目録や遺産分割協議書の作成、戸籍関係書類の収集代行などを有償で実施する。NCPは相続分野の受任件数国内1位で、ORCAは行政書士法人で事業規模1位、ルリアンは提携士業100事業所以上で、各法人の士業者が対応する。
担当記者:大谷