大型蓄電池製造販売のパワーエックス(東京)は、自動車部品製造の松本重工業(呉市)から定置用蓄電池「メガパワー」1台を受注した。蓄電池を導入する音戸工場に対して、市場連動プランでの電力供給を行う。大型蓄電池は岡山県玉野市で生産。20フィートコンテナ(ISO規格)で、リン酸鉄リチウムイオン電池を使い、公称容量は2742㌔㍗時。今回導入される蓄電システムは電力供給サービスと連携し、工場の電力需要と市場の電力価格を考慮した最適な充放電制御を行い、電力コストの削減を目指す。パワーエックスは「4月から電力を供給予定。電力価格が上昇する中、製造業や物流業で太陽光発電設備と蓄電池を組み合わせたエネルギーマネジメント需要が高まっている。より小型な蓄電池を拡充し電力コスト削減をサポートしたい」と話す。

担当記者:大谷

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