不動産賃貸仲介などの良和ハウス(西区楠木町、和田良雄CEO)は、佐伯区の石内地域に商業施設「石内ショッピングモール(仮称)」の開発を計画している。計画対象面積は約1万5000平方㍍で、スーパーやドラッグストアなどを誘致し、2027年9月ごろの開業を目指す。

免許センター南口交差点近くの県道290号線に面する用地で、周辺にはスーパーのマックスバリュ石内店や衣料品店パレットなどが入る「石内ショッピングプラザ」がある。安佐南区沼田〜佐伯区石内一帯の開発事業「活力創造都市〝ひろしま西風新都〟推進計画2013」の「計画誘導地区」に位置付けられている。計画によると26年3月末に造成工事を終え、三つの店舗棟(延べ床面積1290〜2000平方㍍程度)を27年夏ごろに竣工する。既にスーパーなど複数事業者から問い合わせがあり、今秋をめどに店舗棟の設計など詳細を固めたいとしている。このほか、隣地では別事業者による店舗棟の建設や10区画程度の宅地開発も計画されている。同社は主力の賃貸管理・仲介に加え、新築分譲マンション「エールヴィータ」シリーズを展開。23年にはディスカウントストアのダイレックス(佐賀)など5社でつくる企業グループに参画し、西区福島町の市中央卸売市場食肉市場跡地に賃貸マンションやダイレックス、老人ホームを備える複合施設「ザ・リョウワ・トリニティー・タウン」を開発した。

担当記者:道本

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