西條鶴醸造(東広島市西条本町、伊野本雅子社長)は12月11日、「2025年 西條鶴純米原酒アートラベル」を発売した。広島女学院大学との連携企画商品の第8弾。テーマは「ちから(Power)」で、同社の宮地充宣杜氏(とうじ)が微生物の発酵力や造る人の力の結晶という思いを込めて考えた。同大学生活デザイン学科を対象に募集した応募作品から敦田和奏さん(19)のラベルデザイン「渦炎(かえん)」を採用した。敦田さんは「採用をきっかけに同世代の友人が日本酒に興味を持ってくれた。来年20歳になったら家族や友人と飲んでみたい」とコメントした。市内産の酒米を使った今年の新酒で、力強いキレと甘い余韻のある味わい、爽やかな香りが特徴。常温か冷やして飲むのがお薦めという。アルコール分15度、精米歩合60%、720㍉㍑入り希望小売価格1848円。県内の酒店で300本を販売し、売上金の一部を「こども食堂支援事業」に寄付する。

担当記者:額田

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