穴吹工務店(香川)とJR西日本プロパティーズ(東京)、広島電鉄(中区東千田町)は2025年1月、福山駅南口から徒歩16分ほどの福山市光南町2―8―1に150戸超の大型分譲マンション「ザ・マークスコート福山」を共同で着工する。26年12月上旬に完成し、27年2月中旬に引き渡し予定としている。1㌔圏内にばら公園や緑町公園、商業施設「ココローズ福山」などがある敷地3216平方㍍に、15階建て延べ1万3236平方㍍を建設。2〜4LDKの計154戸で、住居専有面積は64・64〜87・42平方㍍。全戸分(平面38、機械式116台)の駐車場や、高効率設備などで年間の1次エネルギー消費量を20%以上削減する「ZEH―Mオリエンテッド」を採用した。共有部には本棚を備えるガーデンラウンジとウエルカムラウンジのほか、宅配食材を一時保管できる「食配ステーション」、在宅ワークなどに適した「スタディコーナー」も設ける。販売価格は未定。穴吹工務店の設計施工で、25年4月中旬に販売を始める計画だ。駅周辺では、南口に商業施設「ニューキャスパ」が9月に開業したほか、駅前広場の再整備計画が進み、新たなにぎわい創出が期待される。マンション開発も相次ぎ、信和不動産(西区)が船町に高層20階建て107戸の大型物件を建て、長谷工不動産(東京)が旭町に72戸、章栄不動産(中区)が西町に36戸、三之丸町に40戸をそれぞれ供給する。

担当記者:道本

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