女性鍛冶師の岡本祐季さん(廿日市市上平良、屋号=ラフォルジュロンデコラシオン)は12月12〜18日、個展「バタフライエフェクト」を福屋八丁堀本店の7階美術画廊で開く。県内の開催は9年ぶり。鍛冶職人に弟子入りし、来年で30年の節目となる。これまで県内外の行政、企業、個人向けに作品を製作。近年は広島市立安佐市民病院の大型オブジェ、ひろぎんホールディングスビル1階につり下げオブジェなどを手掛けた。今回はチョウが舞う様子を表した箱型のオブジェ=写真=や、照明など新作を含む約35点を展示。時間は午前10時半〜午後7時半。岡本さんは「この30年間でさまざまな出来事があり、辞めようとしたこともある。今があるのは、多くの人の支えのおかげ。その歩みを感じてもらえる場になれば」と話した。

担当記者:梶原

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